整合性のある生き方

大それた目標だけど、整合性のある生き方をしたいと思っている。
だから、衣食住は考えるところがある。
先日、こんな話をしてくれた人がいた。
『食べ物さん、ありがとう』という本がある。
川島四郎という人と、サトウサンペイさんが書いた本だ。
そこに、「自分が闘って勝てる相手は食べていい」という意味のことが
書いてあるのだそうだ。ぼくはまだ読んでないので、内容は確認して
いないけれど、深く納得した。
大の大人であれば、牛や豚と闘って勝てるかもしれない。
でも、女性や老人、子どもだったら勝てないかもしれない。
そしたら、それは食べるべきではないということ。
牛や豚と闘う人は、それほどエネルギーを必要とするので、
動物性脂肪が必要かもしれない。動物と闘っても勝てない人は、
力も弱いから、動物性脂肪は必要ないということだろうか。
ともかく、とても整合性のある考え方だと思った。
引越しのときにも「持っていけないものは持つべきではない」と思った。
たぶん、物理的な大きさとか時間とか、そういったものの関係性の
中でしか、整合性は保てないのだということだと思う。
われわれの生活は、物理的な大きさや時間を限界まで拡大させ、
不自然なまでに自分の中に取り込んでいるとしか思えない。
そういう生活の負荷が環境にかかっているのだと思う。
一言でいうと、「足るを知る」ということになるのかな。
そういう生き方がしたいと思っている。