締め切り直前にがんばる性格

毎年この時期になると、「夏休みの宿題」を思い出す。
何回もブログなどで書いているのだけど、私の夏休は決まって、
「7月中に終わらせようと決意するが、7月に3分の1を終えたところで
安心してしまい、8月29日ごろから残りの3分の2に取り組む」
というものでした。
全てを8月31日までひっぱらないところがちっちゃいです。
一言で言えば、意志の弱い人間ということです。
一度など8月31日に12時間ほど机に向かったことがありました。
いま原稿を書くという仕事をしていて、この性癖が改善されたかどうかを
考えてみると、まったく改善することできたと言えると思う。
出版業界というのは締め切りにはけっこうルーズです。
平気で1日2日遅れるという話をよく耳にします。
私はそういうのが嫌なんです。
ほかの業界だったら納期に遅れるなんて論外でしょ。
自戒を込めて言いますが、出版業界っていろいろなところが甘いんです。
今は締め切りの数日前から頑張るなんてことはありません。
数日前にはほぼ完成していて、推敲を重ねる段階です。
もちろん、一冊分の原稿を1日や2日でできるわけがないからですが、
推敲の時間も取れないようでは品質に問題が出てくるからです。
8月31日に慌てて宿題をするからといって、ダメ人間に成長するとは
限りませんから、安心してください。
私のように意志が弱くたって、なんとか生きていけます。
さてと、9月の締め切りに向けて、いまからがんばっておくとするか。