ココロのスキマ

ゴミ屋敷や各種の依存症。
これが共通するのは、こころのスキマじゃないか。
寂しさや満たされない思いが
依存症やゴミ屋敷となって表に出る。
人生がうまく転がっている人は、何かに依存することはない。
ゴミ屋敷の住人はだいたい寂しい人が多い。
伴侶をなくしたのをきっかけに片づける意欲をなくす。
子供に依存する親は、だいたい夫婦仲がよくない。
親に依存する子は、だいたい将来の不安がある。
「こうであらねばならぬ」が強かったりとか、
自分なりの幸せの尺度がない人は、
常に他人との比較でしか満足が得られず、
自分の生活がうまくいっていないと、
相手を自分の位置まで引きずり落として、
相対的に同等になろうとする。
相手が自分よりも幸せなのは、寂しいからだ。
いまの時代、ゴミ屋敷や各種依存症の問題は、
個人の問題と割り切るのは難しいように思う。
もっとまわりの人に関心を持つ必要がある。