小遣い制にしないには

大学時代の野球部の先輩たちと話をしていたときに、
「小遣い制」の話になった。
先輩ふたりは小遣い制だったが、私とその場にいた別の先輩は
小遣い制ではないらしかった。
小遣い制というのは、妻が夫の給与口座を管理し、
その中から小遣いとして夫にお金を渡すというものだ。
非小遣い制は、夫の給与口座を夫自身が管理し、
夫が妻に生活費を渡す方式だ。
私の場合は後者だ。
先輩は「おれもそうしたかった。どうしたらできるの?」
というので、もう一人の小遣い制でない先輩が
「最初からそうしとかないとダメなんだよ〜」といって笑った。
あとから、「小遣い制をやめたい」というと、
「なぜいまになってそんなこというの?」と
必ず奥さんに釈明する必要が出てくるだろうし、
奥さんも伝家の宝刀を手放すのは避けようとするだろう。
これから結婚する人は、小遣い制にしたくなければ、
最初にその方針を決めておくといいと思う。