難しい線引き

あるサッカーの番組をちらっと見たら、
こんな話をしていた。
クラブチームの高校生より、学校の部活でサッカーやってる
高校生のほうがたくましいところがあるって。
学校の部活の中には、昔より格段に減ったが、
まだむちゃくちゃするチームはあるみたいだ。
試合会場に10キロ走って行って、
試合が終わったらまた10キロ走って帰るとか。
たぶん、こんなのはまだいいほうだと思う。
こういうむちゃくちゃはほめられたことではないけど、
精神力を鍛える要素にはなる。
水泳の北島康介選手は、寝ないで試合に臨むとか、あえて自分に
無理難題を課すようなトレーニングをしていたという。
それは五輪など本番での不測の事態にも動じないタフさを
身に着けるためだという。
努力とむちゃくちゃは線引きが難しい。
怪我するとか、そのスポーツが嫌いになるまでやってはいけない。
そこまでくると、むちゃくちゃという評価になる。
親も自分の子どもがどんな指導をされているか、
気をつけてみておく必要があるね。