コンピュータにわかってたまるか

連動型のWeb広告ってありますね。
あれ、ちょっとウルサイですね。
よく編集者やライター、デザイナーなどが使う
「ウルサイ」っていうのは、ちょっとごちゃごちゃしている
とか、「押しつけがましい」というニュアンスも含む。
この場合は、後者の意味だ。
しばらく「温泉」をキーワードにしたら、温泉ばっかりのWeb広告が
出てくるし、「結婚式」をキーワードにしたら、それのWeb広告ばっか
出てくる。
「ほれ、これだろ」「これ、どないでっか」
と押し売りされているようで、辟易する。
興味がある事柄に対して、それに関連するWeb広告を流すほうが
効果的なのはわかるが、ちょっとやりすぎかなと思う。
今後は、もっとこれが進むと思う。
交通にPASMOなどICカードを使うと移動は全部筒抜けだし、
電子マネーを使うとさらに消費行動まで分析されてしまう。
で、自分の嗜好をコンピュータに分析されて、
「あんたはこんなん好きでしょ」とやられる。
人間にやられるならまだしも、コンピュータにやられるとカチンとくる。
私は天の邪鬼なところがあるので、そういうことをやられると、
絶対に買わないし、クリックもしてやんないぞってなる。
でも、近い将来には、その天の邪鬼を読んだ広告を打ってきそうだ。
そうなったらそうなったときに考える。
俺はこういう人間だ(ビッグダディ風に)。
コンピュータになんかわかってたまるか。