怠け者のおかげ

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の152


世界が進歩したのは、怠け者がもっと簡単な
方法を探そうとしたからだ

(ロバート・ハインライン


アメリカのSF作家。
「怠け者のほうが仕事はできるようになる」
といった著者がかつていた。
なんとか楽をしようと、必死で効率的な方法を考えるから、
というのがその理由だ。なるほどだ。
その著者は
「2番目に好きなことを仕事にするといい」とも言った。
一番好きなことは、やっていて苦にならないが、
どれだけやっても苦にならないために、
いくらでも時間をかけてしまうというのである。
結果、非効率な仕事になり、成果も出せないというのである。
午後10時、11時まで仕事をしているという友人がいると、
「そんなに遅くまでやらないほうがいいよ」と言っているのは、
こういう理由があるからなのだ。
真面目で、仕事熱心な人ほどこうなる。
企画の仕事に終わりはないというけれど、
デスクに張り付いていれば、思いつくというものでもない。
結局、「上司より早く帰れない」「忙しい人=必要な人材」と思われたい
意識が潜んでいる。
日本のホワイトカラーの生産効率が著しく低いのはこのためだ。
その点、私は怠け者だから大丈夫。
怠け者にもよい所はある。