オーストラリア

8月はまだ一本も映画を観ていない。
ということで、選んだ映画が長かった。2時間40分ぐらいある。
『オーストラリア』はイギリスの没落貴族がオーストラリアで
奮闘する話である。
この映画、1時間40分ぐらい経過したところで
明らかに一度エンディングを迎える。
そこから1時間ぐらい、まったく別の映画じゃないかと思うぐらいの
展開が待っている。こういう映画は珍しい。
「で、結局、何が言いたかったの」という消化不良感が
残ってしまうぐらい、テーマが不明の映画でした。
欲張らずに1時間40分の映画にしてもよかったんではないか。
タイトルどおり、オーストラリアの美しい大地ありきの映画なのか。
ただし、二コール・キッドマンとヒュー・ジャックマンの演技は
それなりに見ごたえはありました。
ヒュー・ジャックマンって、X−MENの鉄のツメを持つ人の
役もやっていたのね、知らなかった。
このヒュー・ジャックマンのほかの映画も観てみたい
気がする映画でした。