13日、準硬式野球の大会が甲子園で開催された。
この大会は準硬式野球の知名度向上と、大学生に甲子園でプレーする
場を提供する目的で行われた。
あいにくの空模様のため、ゲーム自体は中止となったが、
東日本選抜、西日本選抜の選手たちがグラウンドに集い、
また大会関係者もそろって、かの地に立てたことはよい思い出に
なったのではないか。
もちろんゲームができればそれに越したことはないが、
この場を目指して選手が努力したこと、関係者が開催に向けて尽力した
ことの価値はいささかも失われない。
YouTube配信のアナウンサー氏も言っていたように
「これはもう開催されたといっていいですね!」に深くうなづいた。
とくに関係者として挨拶したプロジェクトリーダーであった、
愛知大学の近藤みのりさんのスピーチには涙腺の緩みを禁じえなかった。
この大会のために貴重な大学生活のかなりの時間をつぎ込んで
きただろうことが想像されたからだ。
大会主旨には大会運営を通じて学びの場を提供すること、
部員同士の交流を深めることも書かれている。
ゲームそのものも大事だが、これもとても重要なこと。
選手と関係者の努力が重要なのだから、この大会は大成功だったといえる。
選手やスタンドのみなさんの笑顔がそれを証明していた。
今後、毎年開催されることを願いたい。
きっと今回の大会で「準硬式」の知名度は爆上がりしたに違いない!