「ラグビーアルゼンチン代表の主将が過去の差別発言で処分」
そんなニュースを目にした。
10年以上前に人種差別的な発言をネット上にしていたことが
わかって、主将の座をはく奪するとのこと。
本人は反省しているのに、なぜ昔のことを持ち出して処分したのか。
チームとして協会としての姿勢を打ち出すってことなんだろうけれど、
本人のためというより協会のための処分のような気がする。
社会うんぬんを言うなら、過去に間違った発言をしたけれど、
今は反省して、許されている状態だということを公表したほうが
いいのではないだろうか。
過ちを断罪して終わりにするのではなくて、
反省して改善されることが大事なことのはず。
それによって他の人も、差別することは断罪されるから悪いことなのではなく、
人と人との関係にとってまずいことであることを知る。
目の前で起こることの影響だけでなく、長い先の未来を見据えた
対応が必要だと思うのだが。